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間違いなく面白い『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』

 

先日、ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウ主演の『シャーロック・ホームズ』を観ました。

今回はその続編、『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』です。

 

ついに宿敵、モリアーティ教授との直接対決が描かれるのですが。

この作品の何が格好いいって、教授を捕まえるためにホームズが命をも投げ出す覚悟でいることなんですよね。

 

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今作ではノオミ・ラパスが主演2人と共に活躍します。

いや〜〜やっぱり格好いい。ミステリアスな姉御って感じです。

 

ちなみにコメディ要素は前回の倍くらいになって帰ってきています。笑

好きなシーンがありすぎるんですよ…。

イチから語り出すと非常に長くなってしまうので、掻い摘んで語らせていただきますね!笑

 

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結婚したワトソンが夫人と共に新婚旅行へと向かうシーン。

列車に乗っていざ旅行へ…と思いきや、モリアーティに目をつけられ車内で命を狙われてしまうワトソン夫妻。

ホームズはそれを阻止するべく変装して同じ列車に乗り込むのですが…まさかの女装

変装が上手いんだか雑なんだかわかんないところがこのホームズの面白いところなんですよね…!一見すると雑っぽいのに、意外と馴染んでる(?)辺りが絶妙なんですよ。

 

そんな女装ホームズにさすがのワトソンも驚きを隠せないながらも、しれっと夫人を海(池?)に突き落とされれば怒り心頭。

刺客に狙われている状態で取っ組み合いしながらホームズを半裸にするワトソン面白過ぎる…。

 

しかもこんなコメディみたいな状況なのに刺客は本気なのでかなり豪快に命を狙われているんですが、ホームズが用意周到すぎて全てつつがなく対処してしまって…それもまた面白過ぎる…。

はちゃめちゃだけど、ホームズの先を見通す超有能っぷりが全力で発揮されている感じがとても好きです。

 

***

 

モリアーティの悪事を止めるべく足取りを追い、ドイツへと向かったホームズたち。

しかしホームズはモリアーティに捕らわれ、拷問されてしまいます。

ワトソンのおかげで命からがら逃げ延びたホームズたちですが、追っ手の攻撃やら爆撃やらに晒されることに。

いや〜すごいですよ、迫撃砲とか出てきますし…戦争かって言う。

 

でもこのシーンは本当に格好いい

 

ガイ・リッチー監督お得意のスローと倍速を組み合わせたアクションと、臨場感あふれるカメラワーク。

カメラマンが外から撮っていると言うより、俳優一人一人にカメラがくっついているんじゃないかと言うようなアングルも含めてとにかく格好いいんですよ…!

このアクションシーンだけでも観る価値あります!予告編でもその片鱗が見えるのでぜひ!!(力説)

 

そしてこの後の怪我の治療シーンも面白…、感動するのでほんと好きです。笑

なんだかんだいいコンビなんですよねぇ、ホームズとワトソンは。

 

***

 

そして何よりラストですよ。ホームズとモリアーティ教授の最後の対決と言えば…?

 

駆けつけたワトソンを見たホームズが、目を瞑るシーン。

わたしはこの一瞬のシーンに何かもう色々な感情が去来してすごく切なくなりました…。

 

教授を止めるためなら命をも惜しまないホームズ。

もちろん純粋に悪事を止めたいという心もあったのでしょうが…でも多分、ワトソンが生きる世界を平和にしてやりたいという気持ちもあったんじゃないかと思うんですよね…。

 

今作ではワトソンも命を狙われますが、ホームズは徹底的にワトソンへの危険を排除しようと表でも裏でも動きます。

巻き込んだ責任がホームズにもあるという負目もあるのでしょうが、なにより大事な相棒だからというのもあると思うんですよね…ホームズの献身よ……。

 

***

 

謎解き…というよりは単純に事件捜査とアクションが詰まった今作ですが、間違いなく面白いです。

映画って割と続編でコケがちだと思うんですけど…この『シャーロック・ホームズ』は大成功だと個人的には思っています。

前作を観ていなくても、ストーリーとしては今作だけでも観られるというのも初見さんに優しいですし。(リッチー版ホームズが初見さんに優しいかは別ですが……)

 

それにしても続編を…!待っているのですが…!ないんですかね…!?!?!?