今回は『007』シリーズ、クレイグ版ボンドの4作目『007/スペクター』についてです。
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今作『スペクター』は、前作『スカイフォール』で物語的にもひと段落ついた後の話です。
ボンドは新たなMの下、これまでと変わらず「007」として任務についていました。…が、ある時単独行動をし始めます。
それはなぜか?
それが、彼が敬愛していたある人物からの頼みだったからです。
そうして1人の男を追ううちに、巨大な犯罪シンジケートと己の過去に絡む陰謀が浮かび上がり……。
今作『スペクター』のストーリーは上記の通り。
犯罪組織の手がかりを追って、今回もボンドは世界中を飛び回ります。
『スペクター』でキーとなる人物は、今作のボンドガール「マドレーヌ」。
演じているのはレア・セドゥです。
マドレーヌは次作……クレイグ版ボンドの最終作、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』でも重要人物として出てきます。
ボンドガールが2作続けて登場するのは初めてのこと。
そして『ノー・タイム・トゥ・ダイ』では「ボンドガール」ではなく「ボンドウーマン」と呼ばれるようになったこともあり、「007」界でも革新が続いているようです。
ちなみに、わたしは『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で初めてレア・セドゥを知りました。
そして今回ボンドガールに抜擢されたことで、彼女の名前がさらに注目されることに。
アクションもできる演技派女優として、今後にも期待ですね。
今作『スペクター』では、ボンドが所属する「00部門(ダブルオーセクション)」にも大きな危機が訪れます。
MやQ、マネーペニーたちがその対応に追われる中、単独行動を続けるボンドが頼りとなっていくのです。
巨大犯罪組織「スペクター」にボンドはどう対抗していくのか?
気になる方はぜひ本作を観てみてください。
ボリュームたっぷり、見応え抜群のスパイアクション映画ですよ!
これぞまさに「007」!