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犬猿の仲なのになぜか息ピッタリ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』

 

洋画ファンの間では知る人も多いであろう『ワイルド・スピード』シリーズ。

カスタムカーを使ったミッションに挑むカーアクション映画なのですが、そのスピンオフ作品として公開された『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』。

 

かつては主人公たちの敵だったホブス(ドウェイン・ジョンソン)とショウ(ジェイソン・ステイサム)の二人がメインとなって活躍する映画です。

 

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あらすじ

バイオ兵器「スノーフレーク」の確保に向かったMI6が、テロ組織「エティオン」に襲撃された。

MI6の部隊員ハッティはウィルスを守るため咄嗟に自身に注射し、なんとかその場を逃げ延びるもののエティオンに追われることに。

 

事態を重く見た英米両政府は、二人の男にハッティを追うように命じる。

その二人とは、犬猿の仲であるホブス(元外交保安官)とショウ(元イギリス特殊部隊員)だった……。

 

ホブスとショウの凸凹コンビが面白すぎる

ホブスとショウと言えば、元は逮捕する側と逮捕される側の人間。

シリーズ内で紆余曲折を経て協力関係に至るまでにはなりましたが、それでも基本的には相容れない関係です。(主に性格が噛み合わない点で……)

 

それなのに今回も二人で任務に挑むことになるという。

しかも今作のキーパーソンの一人でもあるハッティ(ヴァネッサ・カービー)はショウの妹

 

『ワイルド・スピード』と言えば「ファミリーの絆」がテーマみたいな作品ですが、スピンオフでもそれは変わらないようです。

しかもショウだけでなく、シリーズ本編では語られていないホブスのファミリーについても触れているので、スピンオフと言えど見逃せない作品となっています。

 

しかしまあ、仕事のやり方も生き方も何もかも正反対なホブスとショウ。

顔を突き合わせれば嫌味と拳の応酬が始まるのに、いざ目的を同じとすればなぜか息ピッタリなのが面白すぎるんですよね。

 

お互いのやり方が気に入らない……つまり裏を返せばお互いのやり方がよく分かっているからこそ、なぜか息が合うという不思議。

それを劇中でスムーズに描いてくるので、頭の中がバグってくるくらい。

 

「あれ…? 実はこの人たち、一周回って仲がいいってやつ……?」

 

みたいな。笑

結局のところ、二人とも有能が過ぎるんですよね〜!

 

 

『ワイスピ』ならではのカーアクションもバッチリ見せてくれる今作。

スピンオフではありますが、『ワイスピ』ファンなら絶対に楽しめる映画ですよ!