今回の映画レビューは、先日観た『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の続編『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』です。
神話ファンタジー感は前作よりもアップしていると思います!
主人公のパーシーも、ポセイドンの息子っぽいことをちゃんとやってました!笑
あらすじ
半神半人たちの存在を護り、そして同時に訓練もする訓練所。
その地を守護している「タレイアの松」が敵の襲撃に遭い、毒に侵されてしまった。
「タレイアの松」を救える道具を求めて、オリンポスと人間の間に生まれた少年パーシー・ジャクソンは魔の海域へと向かう。
神話っぽさはアップした今作
ギリシャ神話がベースである『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズ。
とは言え主人公は自分の秘密を知らず普通に人間界で育った少年です。
特に前作は舞台も主にアメリカだったため、ファンタジー感が薄めかな?とは思っていました。
しかし今作は
「予言」なるものが出てきたり
ポセイドンとサイクロプスの息子である弟が出てきたり
クロノスの復活があったり
と神話感強めな展開。
パーシーもポセイドンの息子らしく、海の力を存分に振るうシーンもあって面白いです。
……しかし、それ以外はやっぱりちょっと普通かな?という気がしなくもない…。
ここぞという場面のVFXはすごいのですが、それでもやっぱり児童文学原作の子ども向け洋画かな?といったところ。
パーシーの主役としての存在感もやや薄め…?な気も…?
ド派手なハリウッド映画に慣れている大人としては、やっぱり物足りない感がありますね。
ハリー・ポッターシリーズのようにはいかなそうな感じがします。
面白くないわけではないのですが、ちょっと惜しい。
そんな映画でした。