人間とトランスフォーマーの友情が美しい『バンブルビー』

同名の玩具シリーズを実写映画化した、マイケル・ベイ監督の『トランスフォーマー』シリーズ。
その前日譚ともされる『バンブルビー』を観ました。
『トランスフォーマー』シリーズと言えば、思い浮かぶのは「オプティマス・プライム」というキャラクター。
金属生命体であり、「トランスフォーマー」と呼ばれる存在の1人です。
映画シリーズの中でも主役のような扱いで、トランスフォーマーたちの頼れる司令官でもあります。
しかしプライムと同じくらい人気でもあるのが、プライムの下で戦う「バンブルビー」というトランスフォーマー。
黄色のボディが特徴的な彼ですが、そんなバンブルビーを主演に置いたのがこの映画『バンブルビー』です。
あらすじ
自らの車を手に入れることを夢見る少女、チャーリー。
18歳の誕生日に廃品置き場にあったビートルを貰い受け修理をしていると、突然ビートルがロボットに変身。
実は彼は母星で勃発した戦争から一時退却してきたトランスフォーマーだったのだ。
バンブルビーと名付けられたそのトランスフォーマーは、チャーリーの優しさや過去の傷に触れながら交流を深めていく。
しかしその裏では、バンブルビーを探し出し抹殺しようとする敵勢力のトランスフォーマーが人間と手を組み動き始めていた……。
お互いを通して描かれる、お互いの成長物語
最愛の父を亡くし、新しい家族ができても居場所のないチャーリー。
地球に来たばかりで、右も左も分からないまま人間に追われるバンブルビー。
そんな2人が出会い、交流を深めていくのですが…。
チャーリーもバンブルビーもかわいすぎる。
人間からしてみれば得体の知れないロボットであるバンブルビーを修理し、地球での身の隠し方を教え、守ろうとするチャーリーの優しさが尊すぎるんです。
でも彼女は心に傷を負っていて、家族にも周囲にも馴染めないでいる。
そんなチャーリーは、バンブルビーと触れ合うことで友人や家族の大切さを再確認していくことになります。
対してバンブルビーは、地球に来た途端に運悪くも軍に見つかり重傷を負ってしまいます。
メモリーに損傷を受けたことで記憶をなくし、人間に怯えるバンブルビー。
そんな彼をチャーリーは受け入れ、修理し、守ろうとすることで、バンブルビーもまた彼女を守ろうと…地球を守ろうと戦いに身を投じていくことになります。
その過程が時に面白おかしく、しかし丁寧に描かれていて、鑑賞後は温かい涙が流れること間違いなしです。
2人の関係性がとても良く、魅力的に描かれている『バンブルビー』。
『トランスフォーマー』シリーズの作品ではありますが、この作品単体で観ても充分楽しめます。
むしろ、シリーズを知らない方が取っ掛かりとして観るのにも丁度良い作品ではないでしょうか。
Amazon Prime Videoでも見放題配信されていますので、気になる方はぜひ!