
Amazon Prime Videoで今月から見放題配信開始された『APPLESEED アップルシード』。
これは当時、フル3DCG映画ということでかなり珍しく話題になっていたのを覚えています。
しかし内容はゴリゴリのSFなので、刺さる人にしか刺さらなかったのでは、と……。あとは単純に、いわゆる「平成アニメ作品」なんかで話題作がゴロゴロしていた時代でしたしね。
わたしも「難しそうな作品」ぐらいにしか思わず、当時は観たことがなかったんですが……改めて観てみると、あの『攻殻機動隊』の生みの親である士郎正宗氏の漫画が原作というではありませんか!
今でこそ『攻殻機動隊』のファンなので、この『APPLESEED アップルシード』もめちゃめちゃに刺さりました。
CGの感じは確かにやや古いものの、でも綺麗は綺麗。動きも滑らかですし、CGくささや違和感のようなものはあまり感じずに楽しめました。
物語としては、大戦後に作られた理想都市オリュンポスにまつわるお話。
ヒト間の緩衝材として生み出された「バイオロイド」と、ヒトが共存関係を築いている未来都市オリュンポスなのですが……中にはバイオロイドを快く思わないヒトもいるという現実があり。
そんな中、主人公であり百戦錬磨の兵士であるデュナンはオリュンポスの存在すら知らず戦い続けていたものの、とある人物に捕縛・連行され、オリュンポスと世界の根幹に迫る陰謀に巻き込まれていくことに……。といった内容。
やっぱり士郎正宗氏の作品が原作なだけあって、メカも格好いいしストーリーもめちゃめちゃ面白い。未来を予見するかのような社会的なリアル表現…設定?など、本当にすごい。SF好きのロマンが込められまくっています。
『攻殻機動隊』やテレビアニメシリーズの『PSYCHO-PASS』が好きな方には絶対刺さると思います!
中には『攻殻機動隊』につながるような装備や設定なんかもあったりして、「ここが原点か〜」なんて思ったり。
(原作の『アップルシード』は『攻殻機動隊』よりも前に発表された作品。ただ世界観的には『攻殻機動隊』の後を想定した話なんだそう)
いや〜〜面白かった!やっぱりわたしは好きですね〜こういうの!
デュナンのような(物理的に)強い女性が主人公って格好良くてテンション上がります!
気になる方はぜひ!今ならアマプラで見放題配信中ですよ〜!