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“フラッシュバック”というタイトルが秀逸すぎた『名探偵コナン 隻眼の残像』

 

随分お久しぶりなブログになってしまいました……が、これだけはすぐさま書いておかねばと思いまして。

 

そう、毎年恒例の“劇場版 名探偵コナン”です!!

 

今年も観に行ってきましたよ……!!『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)!!

 

 

そして毎年、観終わった後に思うんです。

 

 

「もはやワイスピじゃん……」

 

 

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ここから先、現在公開中の映画『名探偵コナン 隻眼の残像』についてのネタバレがあります!

 

犯人や結末にも触れています!!

 

 

閲覧の際はご注意ください!!

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ大丈夫な方はどうぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあとりあえず今回、総じて「良かった」としか言いようがありません。

終始良かった……全てが良かった……。

 

全部書いていくとマジで終わらなくなるので、わたしが作中で印象に残ったシーンについてのみ綴っていこうかと思います。

 

 

犯人について

初っ端から犯人の話かいって感じですが。

そもそも今回は全体的にストーリーが大人向けだったと思うんですよ。

公安や内調という特殊な公職組織が絡む上に、警察官が狙われるというストーリーだった今作。

現時点で進行中の事件(鮫谷さんと証人保護の件)と、過去に起こった事件(ライフル強盗と観測車の件)が複雑に絡み合ってくるといった内容でした。

 

ライフル強盗の犯人と、鮫谷事件(=観測車の件)の犯人。

何と言うか……今回はサスペンスやミステリーでよくあるテーマだったなって思うんです。

 

ライフル強盗の犯人(※炭焼き小屋の人)はまだ辛うじて救いのある結末かと思うのですが…。その反面、鮫谷事件の方は救いがない……ものの、大元の動機だけを考えると多少なり思うところはあるな、と。

復讐を正当化するわけではありませんが、じゃあ被害者遺族としてどうすれば良いのか、という点はやはり永遠のテーマな気がします。

 

ただまあ56シも脅迫もどう足掻いても犯罪。その時点で鮫谷事件の犯人の方は救いようがなくなってしまったわけですが。

 

 

声優が変わったことによる降谷のイメージの変化

安室透こと、降谷零の声優さんが変わりましたね。

アニメでは先んじて少しだけ出ましたが、今作では改めて出番が設けられています。

 

以前に比べてクッッッソ怖かったです。

 

びっくりですよ。声でこんなイメージ変わる??みたいな。

 

これまでの降谷さんは「ミステリアスなイケメンの裏に、正義への厳格さと激情を秘めた志の高い警察官」といったイメージだったのですが……。

今作では「一見すると柔和に見える笑顔の裏に、得体の知れないものを飼っている上に決してそれを悟らせない末恐ろしさを滲ませる公安警察」でした……。

 

何だろう、この……マジで手段を選ばないタイプと言うか……笑顔のまま平気で嘘を吐くし、仇なすものは即座に根回しして切り捨てる。そして知る必要のないことには絶対に踏み込ませない、みたいな感じ。本心が一切見えない得体の知れなさが本当に怖かった……。

 

口調も少し変わってる?とか思ったりもしました。

コナンくんに無断で盗聴器を付けた風見刑事からの連絡に対し、

 

「風見。お前…江戸川コナンに盗聴器を仕掛けた

 

と言う降谷さんが妙に印象に残りました。

これまでの降谷さんなら「風見。お前…江戸川コナンに盗聴器を仕掛けた?」という、厳格に問いただす上司って感じのイメージでしたが……今回は全体的に柔和さに隠れた上位的存在からの圧力的なものをビシビシと感じました……。

 

 

何と言いますか、もうとりあえず

 

風見刑事だけが癒しだったよ……………!!!

 

初めの頃はその強面も相まっていかにも「いけ好かない公安」って感じだったのに、今となっては色んな人や子どもにまでに振り回される「かわいそ可愛い苦労人」って感じになってしまいましたねユ〜ヤさん……。笑

 

 

ただ、まあ……。

 

正直、降谷さんの声は草尾さんの方が個人的には好みです!!!

 

 

諸伏兄弟の対比表現

諸伏兄弟の例の幻シーンは衝撃でした……。

衝撃的すぎて鑑賞直後は二人の顔しか覚えていないくらいだったんですが、他の方の考察などを見ながら少しずつ自分の中でも込み上げるものがありました。

 

あのシーンに登場した景光くんに関して、最初は「幽霊的と言うかスピリチュアル的なやつか?」と思ったりもしたのですが……実際は「高明さんの願望が見せたもの」という解釈が一番しっくり来るかなと思います。

「潜入捜査をしていたただ一人の弟(景光)は、何らかの事情で死を偽装したものの実は生きていた」という願望を、我々ファンならともかく、あの高明さんですら心の奥底では捨てきれなかったということなんですよね……。ああ、切なすぎる……!!

 

しかし高明さんは諸々の違和感から、それが幻だと気付いた。(=自分の記憶や願望が元になって見えた残像…“フラッシュバック”=今作のテーマ)

そして胸ポケットのスマホ(※景光の遺品は銃弾による穴が空いたスマホだった)を見て「拳銃を放ち場所を知らせる」という手段を思いついた……という、他の方の考察が素晴らしかったです。

 

しかも、お互いに拳銃を放った結果が対照的なのも込み上げるものが……何と切ない兄弟だ……。

(結果として、兄の高明さんは生きるために一発を放って一命を取り留め、弟の景光くんは守るために一発を放って命を落としました)

 

残像(フラッシュバック)というタイトル

今回のこれ、めちゃくちゃ秀逸なタイトルと言うか…テーマだと思うんですよ。

一応「“隻眼の”残像」なので、メインとしては記憶をなくした大和警部の、事件にまつわる“フラッシュバック”が描かれていますが……よくよく考えてみると、他キャラにも「残像(フラッシュバック)」があるんだよな、と。

 

今作の舞台となる長野県警のお二人、高明さんと由衣さんもそうです。

高明さんは言わずもがな、上記に綴った景光くんの件。

由衣さんは、一度は死んだとされていた大和警部が今作で再びピンチに陥ってしまう件。

 

そしてもう一人のメインキャラ……毛利探偵にも「残像(フラッシュバック)」はありました。

そう、今となっては思い出だけが残る鮫谷さんとの記憶です。

 

他にも…解釈の仕方によっては今回の事件に関わる人たちの色んなところに「残像(フラッシュバック)」がある、とも捉えることが出来るので、本当によく考えられているなと思いました。

 

 

ここにも幼馴染ラブコメディ

コナン界の名物と言えば…幼馴染ラブコメディ!

今回は長野県警の幼馴染コンビ、敢ちゃんと由衣さんが登場しますが……やっぱりラブコメ最高でした〜〜〜〜〜!笑

特にラストの……!受け止めるシーンは……!あんなのハリウッド映画で見るやつじゃんか〜〜〜〜!!

 

ラストシーンはとことんハリウッド映画でした……。ワイスピじゃん……。

 

 

ラストシーンと言えば、高明さんの車のルーフが開いた時「えっ?えぇ〜?」みたいな感じで戸惑ってる蘭ちゃんがクッッッッソ可愛かったです。

 

 

***

 

 

個人的には降谷さんの末恐ろしさと、諸伏兄弟のシーンと、ラストのワイスピシーン(違)がとても印象に残った今作ですが。

 

総じて「「「良き」」」」です!!!!今作も最高でした……面白かった……。

 

事前情報なんて何となくのキャラ情報だけ入れていけば全然OKなので、気負うことなく観に行って欲しいです。

アクションもミステリーもハリウッド級ですよ……!!面白くないわけがない!

 

 

 

 

 

それにしても、最後の最後……小五郎のおっちゃんとワニの写真、あの笑顔と演出はずるすぎる。あんなの泣くしかないだろ〜〜〜〜〜!!!!