リーアム・ニーソンが渋い!『プロフェッショナル』

6月にAmazon Prime Videoにて配信開始となった『プロフェッショナル』。
当時、この『プロフェッショナル』とラミ・マレックの『アマチュア』が同時に公開されてシュールな図になってたのを思い出し今でも笑ってしまいます……。
プロとアマが同時に……どんな偶然やねん。
まあそんな『プロフェッショナル』、主演はリーアム・ニーソンです。出ましたよ家族絶対守るマン。(これ言ってるの私だけ?)
だいぶお歳を召した様子のリーアム・ニーソンですが……その分、アクションも少々キレが……?と個人的には思ってしまったりして……。とは言え、映画の内容的にそれはそれで狙っていたのかもしれません。
洋画によくある引退系の物語
長年裏の仕事を請け負ってきた主人公のフィンバー(リーアム・ニーソン)は素性を隠して平和な田舎町に住んでおり、年齢的にも引退しようと考えます。
しかし最近になって町にテロリストが潜伏し始め、かつ町の幼い少女がその一人から暴行を受けていることに気づいてしまったフィンバーは制裁を加えることにして……。という内容。
リーアム・ニーソンにしてはアクションは控えめでしたが、それはキャラクターの設定(年齢)的にかもしれませんね。
惜しい部分①
わたしとしてはストーリー的に『イコライザー』に近いか?と思ったのですが……それにしても盛り上がりに欠ける単調な映画だと思わざるを得ませんでした。個人的には、ですが。
ストーリーもよくある流れでどんでん返しもないですし、結末も予想できる範囲。『イコライザー』のようなスカッと感もあまりない、しんみりした終わり方で。
ド派手なアクションもないですし、特筆すべき点のない普通の映画と言いますか……。だからアクション映画と言うよりは雰囲気重視のサスペンスやスリラーに近いのかも。
惜しい部分②
主人公フィンバーの後釜的な存在の若者が出てくるんですが、これがまた最初はちょっと腹が立つようなキャラなんです。
でも話が進むにつれ「実はいい奴じゃん…」ってなってくるんですよね。応援したくなる感じ。
しかもこれ別に途中で本人が変わったとかではなくて、彼の中では常に一貫した考え?スタンス?的なものがあるだけという。
それは一般人からしてみれば時折ムカつくし非常識なんですけど、見方を変えればイケてる(あるいは“仕事内容”的に適した考え方である)のかもって思う感じ。ひとつの考え方として理解は出来ると言いますか。
それが分かると憎めないキャラだったんですよね。ちゃんとフィンバーへの礼儀も通すし。
ただ、主人公フィンバーと対になるようなこんないいキャラの動かし方も正直微妙と言うか……もったいないと言うか……。
もうちょっとこう、円満な終わり方でも良かったんじゃないの、みたいな……。
個人的には「え、そんなあっさり終わっちゃうの?」みたいな消化不良感がありました。せっかくなんだからもう少し夢見させてくれても良かったのに……。
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総じて、渋いリーアム・ニーソンと豊かな自然に囲まれた田舎町が見たい方には良いのではないでしょうか……。わたしとしては期待していたほどではなかったかな〜。
悪い映画ではないと思うんですけど、例えば映画館に観に行きたいかって言われると、これはわざわざ観には行かないかな……って感じです。