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極限の地へと単身赴任!?な飯テロ映画『南極料理人』

 

アマプラで見放題終了間近となっていた『南極料理人』を観ました。

元々、以前から気になってはいたのですが……邦画にあまり食指が動かないわたしはいつも躊躇してしまっており。

しかし今回、終了間近だったので作業のお供がてら観てみたんですよね。(最近『きのう何食べた?』含め料理系作品にハマっている…)

 

面白かったです。

 

堺雅人さん、いいな……!

もちろん素敵な俳優さんとして存じ上げてはおりましたが、わたしは『半沢直樹』シリーズや『真田丸』なども観たことがなく。実際に作品を観るのはほぼ初めてでした。

 

いやはや堺雅人さん……いい演技されますねぇ……!

 

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あらすじ

ペンギンもアザラシも、ウイルスすらもいない南極大陸のドームふじ基地。

標高は富士山よりも高く、年間平均気温はマイナス54度以下。

 

海上保安庁の巡視船内厨房に勤務する西村は、そんな極限の地に調理担当として急遽派遣されることになる。

そうして西村は他のメンバー7人と共に暮らしながら、限られた食材で料理を工夫する毎日を送ることになるのだった……。

 

「食」って本当に大事だと思わせてくれる

あまりに過酷な環境で、限られた水と限られた設備、そして限られた娯楽しかない中、それぞれの仕事をこなしながら1年以上も生活していかなきゃいけない。

しかも太陽が見えなくなる「極夜」のシーズンもあり、そうなると人って日光を浴びないと気が滅入ってくる生き物なわけで。(劇中でも奇行に走るメンバーが現れたりして……)

 

まあ簡単に言えば、この映画は「南極へ単身赴任し極限生活をする8人の男たち」の話です。

 

そんな中、「食べること」って本当に大事だと思うんですよ。

 

だってもはや、こんな環境だと楽しみってご飯くらいしかなくないですか……!?

見渡す限り氷しかない世界。遊びに行くような場所もなければ、お店なんてものもない。自身が持ち込める娯楽品にも限界がある。

さらには今ほどネットやパソコン、スマホなんてものも普及していない時代ですし……!(まあネットが普及していたとして環境的に使えるのかは分かりませんが…)

 

そもそも食べないとお腹が空くし力も出なくなる。気も滅入ってくる。

劇中で西村本人がどう思いながら料理をしていたのか、明確に語られるシーンなどはありませんが……でも少しでもメンバーのためにと思ってはいたと思うんですよ。

 

メンバーのリクエストに応えて伊勢エビをわざわざエビフライにしたり。(そして「やっぱり刺身だったか」などと言われる可哀想なことに)

かん水がなく作れなかったラーメンを、助言を元に工夫して作ってみたり。

メンバーの誕生日にはとびきりの肉を焼いたり。(デカすぎて基地内の厨房設備では全く焼けず、肉に油を塗り直接火をつけて焼くという力技を発揮する)

観測部隊にとってのイベントシーズン?にはとびきりのコース料理を披露したり。

 

とにかく西村(というか堺雅人さん)が楽しそうに料理し、みんなの反応を見ているのが楽しい映画です。

ほんと飯テロ映画だ……。わたしも西村(というかry)が作ったおにぎりと豚汁食べたいよ〜〜〜!

 

Amazon Prime Videoではもうすぐ見放題配信終了となりますので、今のうちにぜひ!観て欲しい映画です!