前回はこちら。
前回、自分たちを狙って来た殺し屋のサラマンダーを仲間にし、改めてクジャの出方を見るためにイーファの樹に戻ったジタン一行。
読み通り、クジャがやって来ます。
しかしクジャがやって来たのは、霧を晴らしたことによるものではありませんでした。もはやそんなことはどうでも良かったのです。
訝しむジタンたちが海の方を見ると、そこにはアレクサンドリアの艦隊とブラネ女王が。
強欲なブラネ女王は、クジャすら亡き者にして外側の大陸まで我がモノにしようと企んでいたのです。
育てのとは言え、ダガーにとってはかけがえのない母親の行いに絶望するダガー。イーファの樹に封印されているという召喚獣を使って助けられないかと一人走ります。
(やっぱり早速ダガー抜けた…サラマンダーと変えといて良かった…)(メタい)
FF9の世界では召喚に失敗した召喚獣はそのままその地に封印するというのが慣わしだそうですが、召喚に失敗するってどういう状態なのだろう。意思疎通ができなくて召喚獣が暴走している状態?ステータスとして不完全な状態?
↑の画面を見る限りではかなり立派な石像らしきものまで建てられていますが…そんな仰々しく封印してある割に、ダガーが祈るとあっさり手に入るんですよ。
そもそもイーファの樹の入口ですら、別の召喚獣(カーバンクル)で封印してある始末。二重の封印ですよ。だいぶ強固ですよね。
あれかな…喚び出したはいいものの、術者が未熟で力が及ばず意思疎通ができなかった=暴走の危険性あり、と言うことで封印される→改めて召喚獣に触れたダガーは力があったため意思疎通ができたから手に入った。と言うことなのかな?
召喚獣そのものが悪ではなく、ただそれはあくまで強大な力と言うだけであり、使い方・使いこなせるかはあくまで召喚した者の力と意思次第と言うことでしょうか。もし召喚獣を怖がっていたとしたら、喚び出せても上手く扱えないでしょうしね。
話は逸れましたが、ダガーが封印を解いた召喚獣はリヴァイアサン。分かる人には分かる、大津波で攻撃する召喚獣です。
つまり戦艦で攻めて来ているブラネ女王側に攻撃を与えてしまうことになる。ダガーは絶望します。
そんな中、ブラネ女王が召喚獣を繰り出します。
召喚したのは最強の竜王、バハムート。 召喚獣ってシリーズで結構デザインが違うのですが、FF9のバハムートは割とオーソドックスな西洋ドラゴンのデザインですよね。ちょっと細身?でもなんか悪のドラゴンっぽい…
それにしてもこのカット格好良すぎて好きなんですよ…!バハムートのスピード感に、イーファの樹と空と海の対比(アングル)が美しくて。迫力があるんですよね…!
そしてFF9は初っ端からどんどん強い召喚獣を見せてくれますよね…自分達は使えないけど…。
クジャを攻撃するバハムートですが、突然空に浮かんだ怪しい目が発する怪しい力(怪電波みたいな…)によって操られ、召喚した側のブラネ女王たちを攻撃。アレクサンドリア艦隊は壊滅し、バハムートもクジャと共に消えてしまいました…。
そもそもクジャにとってもブラネ女王が不要になり、返り討ちにするのも計画の内だったのです。後は召喚獣も。
ブラネ女王は避難するも重傷を負い、ダガーの腕の中で息を引き取りました。
改めてこのシーンを見て個人的に思ったのですが…ブラネの最期、ダガーに向けて言う言葉が「自分は好きなように生きた、お前もそうしろ」なの、ちょっとふざけんなって感じですよね…。「好きなように」の部分が害悪すぎると言うか…過ちを過ちと認めないままこの世を去った感が…。
完全にクジャに操られていたのかな…それとも、確かに唆されはしたけれどあくまで自分の意志だったのかな…それによっても変わりますが。
ダガー改めガーネット女王、爆誕です。
これで霧の大陸を巻き込んだ一連の騒動は終結……と見えたのですが、ね…。
まだまだ続きますよ〜!
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