枡野俊明さんの『傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考』を読みました。
枡野俊明さんと言えば『心配事の9割は起こらない』などでも有名な方ですよね。
ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100人」にも選出されたとか。
「図太い」と言うと、なんだかマイナスなイメージを持ちがちですが…枡野さんが言いたいのはそういうことではなく、もっとブレない自分を持って生きよう、ということなのです。
周りの目を気にしてしまったり、上手くいかなくて落ち込んでしまったり…色々な悩みが人にはあるものですよね。
わたしもその内のひとりです。何かやりたい、変えたいと思っても中々踏み出せず、自分の中で色々な言い訳をしたりして動かないという…頭ではわかっているんですけど、どうしても動けないんですよね…。
この本では禅の教えを通して、そんなわたしたちの色々な悩みに対するヒントを教えてくれます。
特にわたしが「そうだよな…」と思ったのは、
「でも……」は動かないことの言い訳
という部分。
いくら真剣に悩んだところで、動かなければ解決しないし、それどころか悩みはどんどん膨らんでいってしまう。
動けば大なり小なり何かしらの結果が得られて、その結果に対して踏み出すことができる。
つまりはそういうことなんですよね。
ひとつひとつ噛み締めながら読むべきだな…とつくづく思いました。
結局のところ、もっと自分本位に生きていいってことなんですよね。
(わがまま放題、他人への思いやりもなく生きるという意味ではなく)
なんと言うか、一周回って「一度坐禅体験に行ってみようかな…」と思ってしまいました…。笑
とりあえずしまい込んである写経用紙が実はあったりするので、まずは写経くらいから始めようかな…。