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そら恐ろしいはじまり『ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~』

 

新刊発売に伴い、昨日から読み返している『ビブリア古書堂の事件手帖』。

今日は扉子ちゃんが出る新シリーズの2巻目です。横溝正史の巻ですね。

 

books.rakuten.co.jp

 

 

前巻で初登場した、栞子さんと大輔くんの娘である扉子ちゃんの成長も垣間見える今巻。

なんと一冊丸ごと横溝正史の本にまつわるお話です。

 

横溝正史と言えば、やっぱり金田一シリーズ…でしょうか。

わたしはホラー寄りのものはあまり得意ではないので、作品として聞いたことがあるという程度の知識しかありませんが…。まあ当然、名前は超有名です。

 

そんな横溝正史と、とある旧家の長年にわたるいざこざの物語なんですが。

その旧家にまつわる謎はひとまず解決するとして、今巻の一番恐ろしいところはラストなんですよね。

 

何せ今回の件、栞子さんの母親である智恵子が関わっているんですよ。本のためなら家族すら捨て、どんなことでもするタイプの人間。

旧家で起こった問題はこの智恵子が仕組んだものだった…?

 

前シリーズでも智恵子の異常っぷり、得体の知れなさっぷりは出ていましたが…ここにきて寒気がするほどの恐ろしさを見せつけてきた智恵子。

そんな彼女が、今度は娘の栞子さんではなく孫の扉子ちゃんに目をつけた…?

 

こっっっわ……

 

 

そんな不穏な始まりとなった新シリーズ…新刊は4巻目なので次巻までは以前に読んでいるのですが、結局どんな話だったかな〜!思い出せない…でも智恵子が怖かった気がする…。

 

とにかく智恵子が得体が知れなさすぎて恐ろしいです。