話題の『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』、ついに観ました。
鬼太郎作品をよくは知らないので楽しめるかな…とも思いましたが、普通に楽しめました!
ただびっくりしたのが、水木のイントネーション…。
“み” ず き
かと思っていたのですが、
み “ず” き
(要は“お水”と同じイントネーション)
だったんですね…。
まあそれはともかく、ぶっちゃけてしまえば普通に胸くそ悪い系のストーリーですよね。
(※この映画が悪いとかそういう意味ではないです!時代の闇を描いているという意味で)
ホラー・スリラー作品によくある、地方の村の因習的な…外道・オブ・外道。ほとんどの外道をやってのけてる感じ。狂ってる。(水木さんの戦争体験も含めて…)
でもこれ笑えないんですよね、マジで。フィクションで片付けられない部分もあるわけで。
こういうことがあったのだと語り継いでいく、という意味も含めてきちんとした結末を迎えますし、鬼太郎も無事産まれはしたわけで。
そういう意味では絶望というほどでもありませんが…ハッピーエンドとは言えず、後味もあまりよろしくない部類ではあると思います。
鬼太郎ってお話的には元々そんな感じなんだろうか…?
それにしても声優さんが豪華…。
びっくりしたのがここでも関俊彦さんですよ!笑
(『グッド・オーメンズ』の時も楽しませてもらいました)
鬼太郎の父を演じておられました。相変わらず人外がよくお似合いで…最高です。
水木さんは最後、あの村での記憶を思い出したのでしょうか?それとも断片的?
その辺りが気になるんですよね…。
あと奥さんは普通に亡くなってしまったんですよね…?
でもゲゲ郎(父)の方は…結局あの穴から生きては戻れたものの負傷し、それで…目玉だけ生きてるってどういう原理…?
そして水木さんはあの後、鬼太郎を育てた…ということですよね?
目玉おやじと一緒に鬼太郎を育てたんでしょうか。
ただ水木さんの記憶が戻っていないのならそれは無いんでしょうね…。陰から見守っていた感じでしょうか。
もし思い出していたら、また友人として交流を深めることもできたのでしょうが…はたしてどうなのやら…。
色々考察もされているようですし、ファンがこうして盛り上がるのもわかる気はします。
それはそれとして、音楽が川井憲次さんなんですよ…言われてみればそんな感じ…!川井節炸裂でした。