前回はこちら。
ガルガントを利用してアレクサンドリアに戻ってきたダガー一行ですが、母親であるブラネ女王の企みにより捕らわれてしまいます。理由は、ダガーの身体から召喚獣を取り出すため。
ダガーは元々その身に召喚獣の力を宿していました。しかし彼女自身はその力が恐ろしくて使えなかった模様。ブラネ女王はその力を取り出し、石に封じ込めたものを使って侵略を企んでいたのです。
そんなことはつゆ知らず、ブルメシアを救えずベアトリクスに敗北を期したジタン一行。ブルメシアの民と王が逃げ込んだという、砂嵐に守られた街クレイラへと向かいます。
クレイラは樹の上に作られた街です。ここもFF9らしさ全開。道中も含めフィールドデザインが美しい…。
元々はブルメシアの民と同じ種族?なのですが、争いを好まない人たちがブルメシアと袂を分ち、クレイラで暮らすようになったとのこと。
ブルメシアは竜騎士がいたり兵がいたりと武力を持つ国でしたが、クレイラの民は神事を重んじるせいか神官や巫女しかいません。そして王ではなく、大司祭さまが治めているようです。
そんなクレイラですが、こちらもブルメシアから追ってきたアレクサンドリアの侵攻に遭い…しかも抵抗したがために、ダガーの身体から取り出されたばかりの召喚獣により滅ぼされてしまいます。オーディン…強すぎる…跡形もなくなってしまったそう。ということは、結局ブルメシア王もクレイラの民たちも全員死んでしまったということですよね…重すぎる。
ちなみに途中でクレイラの民たちを誘導して助ける場面があるのですが、わたしはことごとく選択肢を間違え殆ど助けられませんでした……どっちに逃げろとか言われても分からんやん…運やん……つら…。
目的を果たし撤退するアレクサンドリア兵に混じり飛空艇に潜入したジタンたちは、そこでブラネ女王がダガーを処刑しようとしていることを知り、テレポート技術を使って一足先にアレクサンドリアに戻ることになります。
ここでようやくスタイナーと合流!タンタラス団や、ダガーの処刑に異議を唱えたベアトリクスたちと協力してダガーを助け出し、命からがらアレクサンドリアを脱出します。
スタイナーとフライヤはここでパーティを抜けることに。ちなみにクイナはクレイラで別れたまま生死が分からず…ジタン、ビビ、ダガーの三人でリンドブルムの近くまで逃げてきました。
この辺りは熱中しすぎてスクショを忘れてしまい。
リンドブルム近くのピナックルロックスという…森?岩場?にて、野良召喚獣(野良とは)のラムウと出会います。ダガーはここで初めて召喚獣に対する自らの思いを吐露し、クレイラのような使われ方をされないよう、母親を止めるためにも召喚獣と向き合うことを決意。ここからようやくまともに召喚獣を扱うことができるようになります。
しかし、そんな決意の矢先…アレクサンドリアはリンドブルムに侵攻。
(↑なんかわかりづらいシーンをスクショしたなぁ…)
リンドブルムは降伏したために消滅は免れましたが、それでも召喚獣アトモスの力により壊滅的な被害を受けました。
気持ち的にかなりしんどいです。それまで父親と母親に囲まれ楽しそうにしていた女の子が独りになっていたり。攻撃により視力を失ったおばあさんがいたり。夫の生死が分からず動揺している妻がいたり…店や建物、区域も潰れてしまったり無くなってしまったりと、とてもリアルで…痛ましさに胸が締め付けられます…。
↑侵攻後
↓侵攻前
こうして見比べてみると辛い…右上の鳥も卵を残していなくなってるし…。
FF9ってストーリー自体はすごくリアルですよね。なんてことない日常を送っていた人たちが、国同士の争いや陰謀に巻き込まれるっていう…。大体FFシリーズと言えば、例えばクリスタルに選ばれて闇の脅威を打ち払う!とか…初期の頃はそんな感じのものが多かったイメージですが…。
あと召喚獣が怖い。ものすごく恐ろしい力を持つ生き物なんだなって…。FFはシリーズによって召喚獣の扱われ方が全然違うのでそれも面白いところですよね。
さて、今回はここまで。次は「外側の大陸」が登場します。
懐かしいな〜!そうそう、アレクサンドリアやリンドブルムがある「霧の大陸」の他に「外側の大陸」なんてものもありましたね…!最終的に飛空艇を手に入れれば関係なくあちこち行けるのであまり気にしたことがありませんでしたが…。この時点では未知の大陸扱いになってるんですよね。
だんだん記憶も蘇ってきました。続きも楽しみです!
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