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CGと実写の融合「アリータ:バトル・エンジェル」

「アリータ バトル・エンジェル」。あの「アバター」などで有名なジェームズ・キャメロン氏が脚本・製作を担当したSFアクション映画です。

原作は木城ゆきと氏によるSF漫画「銃夢」。ジェームズ・キャメロン氏はずっとこの漫画の映画化を熱望していたそうで、公開当時はCGクォリティの高さも相まって話題になりました。

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当時CMなんかでもよく見かけましたし、割と話題になっていたように思うのですが(ジェームズ・キャメロン&日本の漫画が原作だからでしょうか)、個人的には何だかんだで触れることがなく…今回が初見です。

主人公の少女、アリータのアニメチックな大きい瞳に賛否両論あったようですが、実際に映画を見ていると全体的なCGのリアルさも相まって全く気にならないというか…そもそもサイボーグだということや彼女の過去を鑑みると、そんなものだろうで済むというか。

メイキングを見ていると主演女優さんの演技力もさることながら、モーションキャプチャーのクオリティにも驚かされます…そういった部分もマッチしているのでしょうね。

と言うか、普通にアリータが超可愛い。等身大の女の子!って感じがします。でもしっかり自分を持って生きている感じ。記憶が無いのに悲観することもなく、最初から優しくて可愛いアリータは見ていて応援したくなるんですよね。

ただまあ、個人的にはヒューゴが…うーん…結局根っこの部分では自分のことしか考えてないんか?感が少々。まあやはりあのようなクズ鉄の下層町で生きてきたとなると、そうならざるを得ない所もあるのだろうと思います。一応はアリータを裏切っていた訳ではないし…?アリータには優しかったですしね。最後、行く場所がなくなってしまったゆえの行動だと思うと…致し方ないのかな。

 

原作を知らなかったので少し調べてみたのですが、基本的にはストーリーやキャラ設定は原作に準じて作られているようです。ヒューゴの件も。あの如何にも続くと言わんばかりの終わり方も。

多少映画として手が加えられている部分はありそうですが、そこまで大きな改変は無い模様。それだけでも良作かもしれない。(こうあるべきだし、あって欲しいものだと、思いますよね…)

 

それにしても驚くべきはCGの凄さです。マーベルシリーズなんかもCGやVFXやらのクオリティが高いですが、このアリータはCGだと分かるのにリアルなんですよ。アクションも見せ方も、ものすごく格好良い。

何と言っても主人公のアリータがあの可愛さでバーサーカー扱いですからね、厨二心もくすぐられると言うものです。そもそも監督と製作が強すぎる…。

 

流石に原作の内容を映画一作には詰め込みきれないので、続く!といった終わり方になっていましたが…果たして続編は作られるのでしょうか…。