ず〜っと気になってたんですよね、『おひとりさまホテル』。1巻だけ読んでみました。
以前ドラマでやっていた『名建築で昼食を』もそうですが、建築そのものを取り上げているコンテンツが大好きなのです。
ホテルって、普通は旅行や出張する時に利用するものってイメージがあるじゃないですか。
でもこの『おひとりさまホテル』は、そういうのではないんです。
休日に好きなホテルに泊まりに行くだけとか。
平日はホテル暮らししてホテルから出勤するとか。
そんな人たちのお話です。
実在のホテルが登場するので、読んでいる側としても実際に泊まっているような気分になれるのがいいですよね。
しかもおひとりさまなので、ホテル宿泊の描写の中で余計な人間ドラマも入ってきません。
ホテルの内装や建築(外観・動線)、アメニティ、食事などなど、ただただ純粋に登場人物がホテルを楽しんでいるというのが伝わってくるのが最高です。
ホテルは誰かと一緒でなくとも、ひとりで泊まってもいい。
ホテルは旅行や出張でなくとも、気分転換目的で泊まってもいい。
ホテルに泊まっても観光はせず、室内でひとり時間を楽しんでもいい。
ホテル暮らしをしながら、出勤してもいい。
ホテルという場所を利用するにあたって、一般的にはどうしても先入観があると思いますが…それを全部吹き飛ばしてくれる漫画です。
特に今は自由な働き方・考え方・生き方も浸透してきているので、こういうのも「アリかも!」と思わせてくれるものがありますよね。
先日読んだ『移動する人はうまくいく』の後だと余計アリだよなと思っちゃいます。
わたしもホテルに泊まってリフレッシュしたいなぁ……!