昨日『キングスマン』を観たので、今日はその続編である『キングスマン:ゴールデン・サークル』です。
▼いっつも思うんですけど、タロン……このメインビジュアルで着てるオレンジのジャケット似合いすぎじゃないです???
序盤からクライマックスみたいなはじまりですよね。カーチェイスと車内バトル。
さすがキングスマン…初っ端からフルスロットルで魅せてくれます。しかも相変わらずカメラワークが良すぎるんですよ…。
そしてその流れのまま開始30分でキングスマンが壊滅してしまうのも、ほんとクライマックスとしか言いようがない……。
(『スター・トレック BEYOND』でエンタープライズ号が序盤で墜落しちゃったの思い出しました…)
ここで出てくるステイツマン、わたしは好きです。笑
イギリスの中立諜報組織がキングスマンという老舗テーラーなら、アメリカはステイツマンというウィスキー蒸留所。
どっちもコテコテのお国柄〜〜〜!あまりに潔くて逆に好き。笑
敵陣も昔懐かしいアメリカンダイナーを中心に、コテコテのアメリカ文化が投影されています。この、ストーリーに対してえらく時代錯誤な感じが面白い。
全体的に皮肉がきいています。
そして相変わらずキャストが豪華…チャニング・テイタムやハル・ベリー、ジュリアン・ムーアまで…。
エルトン・ジョンもまさかの本人役で出演していて、当時は話題になりましたよね〜。
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まあ何より、この映画の一番の見せ所は
マーク・ストロングによる『カントリー・ロード』ですよ。
見事に歌い上げ……そして、うつくしく散ってゆかれます…。
あのシーン一番泣いたんですけど……つら……。
今作は感情の起伏が激しすぎます。友を失い、愛犬を失い、でも前作で殉職したハリー(コリン・ファース)は生きてて、希望を見出したかと思えば最後の最後にマーリンを失い……つら…。
でもその後のアクションがバチバチにカッコイイんですよぉ…!
ここにきて夢の共闘です…ハリー(コリン・ファース)とエグジー(タロン・エガートン)という、トップレベルのキングスマンエージェントの。前作では共闘は叶わなかったからですね。
もう息ぴったり、さすがです。ウィスキー戦なんか目が釘付けですよ。魅せ方〜〜〜〜!
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エグいのがちょっと……という部分等が前作に続きあるので、万人にウケるかと言われれば微妙かもしれませんが。
それでもやっぱりアクションシーンのエンターテイメント性が飛び抜けているので、それだけでも観る価値あると思います。
それにしても、ステイツマンの頭部外傷修復技術やばくないです??
あれがあったら死ぬことないんじゃ…??