ほんっとこの映画はずるい。
スパイ映画と言うと『007』とか『ミッション:インポッシブル』とかがやっぱり有名どころですが…あれらはトンデモなアクションをやっていても、あくまで“国”に仕える堅実でシリアスなイメージがありませんか?
でも『キングスマン』は、こう…スパイに憧れる人間が描いた「こんなのあったらいいな!」をそのまんま超絶アクションでフリーダムに実写化しちゃった感じなんですよねぇ。
それがやっぱりとてつもなくカッコイイものだから、ほんとにずるい。
キャスティングがもうね、豪華すぎてびっくりします。
しかも今回改めて観て、マーク・ハミル(最近観た『スター・ウォーズ』エピソード4〜6の主人公ルークを演じてる方)が出ていることにびっくりしました。
「あれ!?こないだ見たぞこの顔!?みたいな」笑
ちょい役だったのですぐにログアウトしてしまわれましたが…。
まあとにかくやっぱり何を置いてもコリン・ファースがね…格好良すぎるんですよね…。
アクション(身のこなし)の大盤振る舞い。いちいち戦い方がスタイリッシュ。
音楽と連動させた劇中の大立ち回りだったり、ラストの花火(笑)だったりも大真面目にやってる辺り笑っていいのか感心していいのか。
ちなみに、ガゼルを演じるソフィア・ブテラの身のこなしが個人的には大好きです。
わたしが観てるのはこの『キングスマン』に、『スター・トレック/BEYOND』『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』『アトミック・ブロンド』くらいですが、彼女のアクションや演技が好きでして。
今回なんかは給仕や案内の際に指先まで整った美しい所作が垣間見えますが、クラシックバレエ経験や新体操の経験がおありなんですね…!通りで……。
これでいてスター・トレックでは野生み溢れる異星人を演じてるんだからすごいですよ…。
タロン・エガートンも最後の最後で素晴らしいアクションを見せてくれますし、やっぱりキングスマンはこのアクション(と装備)あってこそ!ですね!
(ちょっとグロいのとストーリーがありがちなのはアレですが)
ちなみに、エグジーの選んだパグが出てくる度にちょいちょい癒されます。懐に入れられてるのかわいすぎる。
JBかわいい…エグジー、撃てないのも当然だよ……。