以前、ブログでも書いた『人生の純度が上がる手帳術』という本があります。
その本の著者のお一人でもあり、内向型カウンセラーとしても活動されておられる井上ゆかりさんが、先月新刊を発行されました。
それがこの『世界一やさしい内向型の教科書』です。
読んで印象に残ったのは
内向型は「静かな人」ではなく、「静かな時間を求める人」
——『世界一やさしい内向型の教科書』より
というところ。
確かにわたしも内向型だったりHSP的な気質を持ち合わせているのですが、静かかと言われればそうでもなく…。
友達や家族ともワイワイおしゃべりしますし、推しミュージシャンのライブでは飛び跳ねて盛り上がるので…。笑
ただ、それはそれとしてひとりになりたい時間が多いと言うのは事実。
なのでこの一文を読んで非常に納得しました。
そしてこういう内向的な気質をどうにかしたい、もっとポジティブになりたい、と思う人は多いと思います。
以前のわたしもそうでした。
しかしこの本では、「内向型を直す」「ポジティブ思考になる」ということではなく、「内向型を活かす」方向でいこう、といったことが書かれています。
内向型を「知り」
これまで頑張りすぎていた自分を「整え」
自分の強みを「活かす」
順序立ててこれらのことを説明してくださっている上、他の本には中々ない具体的な方法がかなり載っている本だと思います。
***
個人的な経験としては「強みを知る」あたりが難しいんですよねぇ…。
なのでそのあたりの理解をもっと深めたい方は、こちらの『世界一やさしい「才能」の見つけ方』という本はその参考になるかもしれないと思いました。
「才能」と書かれていますが、要は「才能とは自分が自然とできてしまうこと(=強み)」といったニュアンスで捉えた本です。
わたしもまだ全部は読めていないのですが…これは参考になりそうだと思ったので共有しておきますね。
***
ちなみに作中で「内向型の強み4タイプ」というものがあるのですが、わたしは「研究者タイプ」の比率が高いかも…?と思ったり。
気になる方はぜひ本を読んで、ご自身でも診断してみてください!