単なる自己紹介と侮るなかれ『すごい自己紹介完全版』

今回は久々の本です！『すごい自己紹介完全版』。

ずっとわたしなりの働き方というのを模索しておりまして、その一環としてとあるコミュニティで紹介されていた本です。

これは単なる自己紹介の解説本ではなく、自己紹介を通して自分の強みなどの掘り下げに役立ったり、人との接し方を考えたりもできる本でした。

「自己紹介なんてとりあえず自分を紹介しておけばいい」と考えている方は、一度手に取ってみることをおすすめします。

何よりこの本において衝撃なのが、「自己紹介で自分を紹介してはいけない」と書かれていること。

そもそもあなたが自己紹介を聞く立場になった時、どんな人に興味を持つでしょうか？

自分の経歴をつらつらと並べ立てるだけの人？

それとも、自分を楽しませてくれそうだったり、有益な情報を教えてくれそうな人？

どちらかと言われれば後者ではないかと思います。

著者の横川裕之さんは、本書内でそれを「自分の未来を変えてくれる人」だと説明しています。

人は芸能人やカリスマ相手でない限り、基本的には赤の他人にそこまで興味を示さないものですよね。

ならばどうやって興味を持ってもらうか？

「相手にとって自分は有益である」と思ってもらえるような話をすること、なんです。

この視点は目から鱗というか…確かに言われてみればそうなんですよ。

「面白そうな人だな」と思うということは、その人と接していくと「面白いと思える未来を自分に提供してくれそうだ」と思っているということですし。

逆に自分のことばかりで自慢話しかしない人は、この先もそんな話しかしないんだろうなとしか思えないわけですし。

なので、単に自分のプロフィールをつらつら並べるだけではダメなんだと改めて感じました。

単なる自己紹介本と侮るなかれ。

SNSのプロフィールを書いたり友達申請をしたりする際にも役立つ内容も載っていますので、もっと広く自分の発信を届けたい！と思っている方にも参考になると思います。

LOVE LETTER