デンゼル・ワシントン演じる、元DIA特殊工作員(CIAとはちょっと違うらしい)のロバート・マッコールが、悪に脅かされる善良な市民のために裏で悪を捌く映画『イコライザー』シリーズ。
その3作目が『イコライザー THE FINAL』です。
相変わらずマッコールさんが気さくでユーモアもあってとても素敵なお方なんですよね…!
まあ…敵の“やり方”は強烈ですが……。
この『イコライザー』シリーズは、マッコールが周りの人々と交流するシーンがとても好きなんですよね。
謎の男マッコールをただ受け入れ、対等に接してくれる人々を見ていると、こちらまで人々のやさしさに触れるような気がしてほっこりします。
周りの人々も、マッコールが“悪人”ではないことをちゃんと分かっていて、その人柄に心を開いていく過程がくすぐったいような、ほっこりするような。
映画としての見どころはアクションシーンかもしれませんが、わたしはそういう、マッコールと人々との交流まで丁寧に描かれているこのシリーズがとても好きです。
…アクションシーンは強烈ですが……。(まだ言う)
ちなみにこれまではアメリカのマサチューセッツ州が舞台でしたが、今作の舞台はイタリアです。
シチリアやナポリ、そして最終的にマッコールがたどり着いた海沿いの美しい街並みが登場します。
街並みの描写もとてもいい…わたしはヨーロッパならイタリアが一番好きなんですよね…。(実は初めての海外旅行もイタリアでした)
今回もまたマッコールの過去に関わる人物が出てきたりして、最後の最後まで不思議なあたたかさ…とでも言いますか、そういうじんわりしたものを感じる映画です。