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惑わされ、翻弄される面白さ『グランド・イリュージョン』

今回はわたしの大好きな映画のひとつ、『グランド・イリュージョン』についてです!

 

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わたしはこの映画が大好きすぎて、もはや何度観たかわからないくらいです。

一度観れば結末やトリック、流れはわかってしまうのですが…それでもやっぱり、何度観てもこのマジシャンたちに魅せられてやまないんですよね。

キャスティングとしてもジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、モーガン・フリーマン、マイケル・ケインなどなど…豪華キャストが揃っており、最初から最後まで目が離せない映画なのです。

 

この映画はあまり語ってしまうとネタバレになってしまうので、そこは控えめに。

ストーリーとしては、『フォー・ホースメン』と名乗る四人組マジシャングループが、マジックショーの最中に銀行強盗を実行。

果たしてこれは犯罪なのか? それとも、単なるトリックなのか?

FBIは彼らの企みを阻止すべく追いかけますが、実は彼らにはある目的があり…。

 

***

 

マジシャン側、FBI側、どちらの視点も描かれるのですが…この描き方が上手い。

誰がどういった目的で動いているのか? 実はこのキャラにも秘密があるんじゃないか? 観る側としてはみんな何かあるんじゃないかと思えてきて、まさに謎が謎を呼ぶんですよね。

フォー・ホースメンがマジックショーを行い、その種明かしする。…なんて単純なストーリーではなく、それも全てひっくるめた秘密が待ち受けているのです。

 

割と展開は目まぐるしく、途中遡っての種明かしなんかもあるので、初見だとちょっと忙しいかも。

でも明かされる真実に「ほぁ〜〜なるほど!」なんて間抜けな声が出ちゃってもおかしくないぐらい、面白い映画です。それこそ本当にマジックショーを観ているのような映画。

ちゃんと全て種明かしはされますので、観終わったらスッキリしますよ。

 

百聞は一見にしかず、とはまさにこのこと。気になる方はぜひ!