のてライフ

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普段、目にしているものの見方が変わる『なるほどデザイン』

 

デザインについて知りたい・勉強したい、と思った時に真っ先に挙げられるほどのベストセラー本『なるほどデザイン』。

 

わたしはデザインを『見て楽しむ』タイプです。仕事にしたいわけではないし、フォントやレイアウトやらの細かい技術や難しいことを知りたいわけでもない。

言わばアートを見るのと同じ感覚ですね。

 

なのでこういう本なら逆に面白そう…といった感覚で手に取りました。

 

books.rakuten.co.jp

 

 

サブタイトルの通り、『目で見て楽しむ』本です。間違いない。

 

デザインのことがちっともわからなくても、とにかく写真やグラフィック満載で実例と共に図解、説明してくれていて、見ていてとても楽しいです。

もちろんデザインを仕事にしたい方にとっても、あるいはしている方にとっても、気づきや発見があるのではないでしょうか。

 

あの広告(サイト)はこんな効果を狙っているんだな…なんてことがわかると、パッと見の情報に惑わされずに済むかも?

よくグラフの落とし穴とかネットで聞きますよね。このグラフは一見するとすごく差があるように見えるけれど、数値をきちんとゼロから見てみると実は大して変わっていない…とか。

 

現代は情報社会、そして消費社会とも言われていて、大量の情報やモノの中から如何に目立たせるか、人の気を引くかに誰もが必死になっています。

そのためのツールとして、広告、ないしデザインが使われるわけですが…人の脳とは意外と単純なところもあり、そこをどう突くか、あるいは利用するか…みんなあの手この手でわたしたちを引き込もうとしてくる。

 

そういう点を理解しておくだけでも、情報の洪水に流されず自分で取捨選択出来るようになるかもしれませんね。

 

さすがベストセラー本と言われるだけのことはあるな、と思いました。

デザインに興味がなくても眺めるだけでも充分面白い。新たな発見があること間違いなしです。