「人生の数だけ、ノートがある。」
タイトルにも書いたこの言葉ですが、ガイドブック内の冒頭の言葉です。
いいですよね、この言葉。すごく好き。
トラベラーズノートと言えば、文具好き・手帳好きの皆さまの間ではほとんどの方が知っているであろう、有名なブランドではないでしょうか。
タイのチェンマイで加工された一枚革に、ノートをゴムバンドで留めるだけのシンプルかつ自由なノート。
2021年には15周年を迎えました。いま2024年なので、20周年も近いですね。
今日はそんな『トラベラーズノート オフィシャルガイド』の話です。
▼楽天ブックスもAmazonも今日(7/9)時点で在庫切れのようですが一応貼っておきます。
▼ちなみに公式のオンラインショップにはまだありそうです。
元々、トラベラーズカンパニーではオリジナルの冊子を作って販売されていました。「トラベラーズプレス」と呼ばれるものです。
01、02と出ていましたが今はどちらも販売していません。
公式で出版されている本と言えばそれぐらいで、あとは無料配布されている、新聞のような形でコラムなどが掲載されている「トラベラーズタイムス」があるくらいだったのですが。
15周年を機に、ついに出版社から初めての公式ガイドブックが出たのです。
ほぼ日手帳やジブン手帳なんかも毎年出していますが、それのトラベラーズノート版ですよね。
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わたしがトラベラーズノートを知ったのは、恐らく2008年辺りだと思います。
存在を知った時にその自由さに一目惚れして、でも当時学生だったわたしにはノートに5,000円も払う勇気がなくて中々買えず…。
実際に使い始めたのは、2009年か2010年頃だったと思います。
結局一目惚れしてからず〜っと憧れていて、「せっかくなら長く使えるものが欲しい!」と思い切って買ったのが始まりでした。
当時はカバーの色も黒か茶色しかなかったので、確か茶色を持っていたような…。
…しかし、実はその後しばらく書かないうちにカビっぽくしてしまって、カバーは処分してしまったんですよね…。ノートは手元にあるのですが。
わたしがノートにあれこれ書くようになったのは、トラベラーズノートが始まりでした。
何を書いても許容してくれるような佇まいが魅力の一つと言うか。
実際、当時は自分のパーソナルな感情を書き留め吐き出すことで救われていた部分もありました。
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この公式ガイドブックでも、他のユーザーさんたちの使い方がたくさん載っています。
SNSでよく見かける方もいたりして、やっぱりトラベラーズノートって自由で良いな…と思ったり。
トラベラーズノートは、ユーザーの皆さまの自由な使い方やカスタマイズをSNSなどで見るのも楽しいんですよね。
そして年表と言うか、これまでの商品展開について載っていたりもして、非常に懐かしい気持ちになりました。
「このコラボこの年だったか〜!」みたいな。
今は主に使っているのはパスポートサイズだけですし、それも持ち歩きなどはせずたまに開く程度のものなのですが。
こうして他の方が使っているのを見たりすると、やっぱり自分も改めて持ち歩いてガシガシ使いたくなっちゃいますね。